テークバックとは、アドレスからヘッドを後方に動かしてスイングをスタートさせる動作のことを言います。
スイングを正しく導くための重要な動作になります。
多くのアマチュアがテークバックを間違っていて、スイングを安定させられない原因の一つにもなっています。
アドレスの止まった状態からヘッドをスムーズに、その後のスイングに結び付けていくためにはリズムやタイミング、動作の順番がとても重要になります。
テークバックの正しい動きを覚えてスムーズにスイングをスタートできるようになりましょう。
テークバックの基本動作
アドレスで目標に向いているフェースの向きを変えずにヘッドを目標線後方に移動していきます。
この時に手でいきなりヘッドを持ち上げる動作は必要ありません。
スイングは弧を描きますので、ヘッドを目標線の後方に引いていくだけでヘッドは
徐々に地面から離れていきます。
なるべくヘッドを低く動かし、フェースがボールを見続けていることを意識してください。
テークバックのスピード
テークバックのスピードはゆっくりが理想的です。
アドレスで静止しているヘッドが徐々に動き出すようにイメージします。
電車が発車するイメージをしてみてください。
急発進したら乗客は倒れそうになったり、実際に倒れる人もいるかもしれませんよね。
クラブヘッドも同じです。
急にヘッドを動かそうとするとフェースを開いたり、ヘッドを急に持ち上げたりして
レール(スイング軌道)から外れてしまいます。
急にヘッドを持ち上げたり、目標線からいきなりズレるようなテークバックは
腕に力が入りすぎている場合があります。
力まずゆっくりと電車が発車するイメージでヘッドを動かし始めましょう。
テークバックをどこから行うか
ゆっくりと低くフェースの向きを変えないように動かしますので、
手から動かしだすのは難しいと言えます。
ではどこから動かすか。
一体となった上半身から動き始めます。
肩、腕、手、クラブが一体となり、背中、胸、などを意識して動き始めます。
ゆっくりするほど体を使いやすくなりますので、練習では力まずゆっくり動き出すように意識しましょう。
テークバックの基本が理解できましたら、実際にテークバックの練習を繰り返して体に覚えこませましょう!
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