セットアップとは、ナイスショットをするために正しいアドレスを作ることです。
正しいアドレスを作ることはナイスショットに欠かせません。
そのためにいつも同じ手順(ルーティン)で目標に対して正しくセットアップすることが求められます。
セットアップをいつも同じにするための基本ルーティンをお伝えします。
目標を確認する
スパットを見つける
フェースを目標に合わせる
スタンスを決める
グリップを作る
足踏みをする
ワッグルをする
目標を確認する
テークバックを開始する
セットアップの項目についてはこれだけではなく、もっと多い人もいるし逆に少ない人もいます。
少ない人はセットアップが一連の流れになっていることになります。
目標を確認する
セットアップの手順としてはここから始まりますが、この前に素振りは必ずしておきましょう。
まずボールの後方に立ち目標を確認しましょう。
クラブなどで確認するとよりイメージを作ることができます。
この時の目標はできるだけピンポイントに設定しましょう。
フェアウェイ真ん中狙いでも、その真ん中にイメージする目標ははなるべく点にしてください。
バンカーの右サイド、ヤーデージ狙い、高い木、奥のバンカー、などより小さく目標を設定するほうが
次にお伝えするスパットを設定しやすくなります。
スパットを見つける
目標を設定したらその目標線上にスパット(目印)を見つけます。
ボールと目標を直線で結びます。クラブなどで確認すると良いです。
直線上のボールから30cm~1mくらいのところに目印になるものを見つけます。
クラブによってスパットの位置は変えてください。
長くなるほど遠くなり、短いクラブほど近くに設定します。
一番遠いのはドライバーで、一番近いのはパターということになります。
フェースを目標に合わせる
スパットを設定したら見失わないように目標を意識しながらボールの左に回り込んでいきます。
(左打ちの人は右に)
この時に両手もしくは右手一本(左打ちの人は左手一本)でクラブを持ちながら回り込んでいきます。
なのでその前のスパットを見つけるところでは、すでに両手でグリップを作っているか、右手で持っているかの違いになります。左手で持っている人もいると思いますがボールに向かうときは右手に持ち替えてください。
ボールと正対する位置に来たら、まずフェースを目標に合わせます。
この時必ずスパットを通して目標を見ることを意識しましょう。
右手(左打ちは左手)で合わせていくとスパットを通して目標を見やすくなります。
逆の手で合わせに行くと目標を見ずらいだけでなく、目標の右(左打ちの人は左)
に体が向きやすくなります。
ですのでよほどのことが無い限りは、右手でフェースを目標を合わせるようにしましょう。
そして必ず前傾姿勢を作りながらフェースを合わせるようにします。
右手と前傾姿勢でボールとの距離を測りながらいつも同じ距離になるようにします。
スタンスを決める
フェースを目標に合わせた後はスタンスを決めます。
基本はスクエアスタンスです。目標線に対し両足を平行にして立ちます。
スパットとボールを結んだ線をしっかりイメージして、両足つま先を平行にします。
この時すでに前傾姿勢を作ってフェースをセットしてますが
ボールとの距離をしっかり確認しながらスタンスの位置を決めましょう。
グリップを作る
スタンスが決まったらグリップを作ります。
右手でフェースをあわせていたところに左手を添えて両手でグリップを作ります。
足踏みをする
グリップが完成したら足踏みをして、いつも同じボールとの距離やバランスで立っているか確認します。
体重の位置も確認してください。しっくりくるように何度も行うと良いです。
ワッグルをする
ワッグルは、グリップがしっくりといつも通りに握れているかの確認と、テークバックに入る準備動作です。
アドレスを決めてからしっくりこないと、リズムよくスイングをスタートすることができません。
一度止まってから考えてしまうのはスイングの失敗にもつながりますので、足踏み、ワッグルは念入りに行いましょう。
目標を確認する
最後にもう一度目標を確認します。
アドレスが決まった後、前傾姿勢を保ったままボールからスパットを通して目標を見てください。
この時、頭を上げないようにしましょう。アドレスの姿勢のまま横を向いて目標を確認します。
ゆっくりしっかり見るようにしてください。
中には一瞬ちらっと、見てるか見てないかわからない人もいますがそれではいけません。
しっかり確認することでいつも同じアドレスが作れます。
目標を見たときの景色の範囲(見え方)を覚えておくようにしましょう。
いつも同じ見え方になるようにします。
テークバックを開始する
あとはテークバックするだけです。
ここまでしっかりルーティンを守ってセットアップを行えばスイングも成功しやすくなります。
余計な考えが浮かばないようにするためでもありますので、セットアップのルーティンをしっかり守りましょう。
自分のセットアップルーティンを早く作って、リズムよくプレー出来れば必ず良いスコアが出るようになりますよ。