キレキレアイアン講座⑧
丸く振るハーフスイング練習5
アイアンを芯で打つと音、打感ともに心地よく、気持ちよくヘッドを振り抜くことができます。
ボールは高く舞い上がり、グリーンをとらえることができるでしょう。
飛距離、方向性ともに安定したアイアンショットが打てるようにスイングを作っていきましょう。
前回のおさらい
ボールの位置で球の高さや方向、弾道が変わることを確認していただきました。
スイングが同じでもボールを置く位置を変えることで、インパクトのポイントが変わるので弾道が変わります。
クラブ別ボール位置を理解する
さて今回はその続きとして丸く振るハーフスイング練習5、
クラブ別のボール位置をお伝えします。
ボールをセンターに置くのは7番~9番アイアンです。
ではその他のクラブはどこに置くかと言うと、ロフトによる打ち出し角度で決めます。
クラブにはロフトと呼ばれる、クラブフェースの角度があります。
これは長いクラブほど小さい角度になり、短いクラブほど大きい角度になります。
ドライバーは8度〜13度くらいのロフト角が付けられ、サンドウェッジ(SW)は56〜60度の角度が付けられています。
球が上がりずらいクラブは通常の真ん中よりも左に置くことで球が上がりやすくなります。
これは前回お伝えした、ボールを一個分左におくことで球が上がりやすくなったのを利用します。
とくに5番アイアンや6番アイアンは打ち出しが低いので、球を上げるにはヘッドスピードやパワーが必要です。
上がりずらい人は打ち出し角度を確保するためにボールを左に置きます。
弾道を見てボールの位置を決める
逆にボールが上がりすぎてしまうクラブもあります。
アプローチウェッジ(AW)やサンドウェッジ(SW)です。
このようなクラブはいきなり打ち出し角度が高いと上がりすぎてしまい、距離をロスしてしまいます。
そのために前回お伝えした、ボールを一個右にすることで低く打ち出せるのを利用します。
これによってAWやSWなど距離をロスしやすいクラブは、
適正な距離と弾道を得ることができます。
これは弾道を見ながら調整しましょう。
ボールの位置を真ん中よりも2~3個ずらしても打つことは可能ですので、
弾道の高さを良く見てボールの位置を決めてください。
実践でもボールの位置は変えることが多くなりますので、
いろいろなボール位置に慣れておくことをおススメします。
さて次回は、
「スリークォーターショット」
についてお伝えします。
お楽しみに!!