キレキレアイアン講座21

コースでの状況別アイアンショット❼

アイアンを芯で打つと音、打感ともに心地よく、気持ちよくヘッドを振り抜くことができます。

ボールは高く舞い上がり、グリーンをとらえることができるでしょう。

飛距離、方向性ともに安定したアイアンショットが打てるようにスイングを作っていきましょう。

 

前回のおさらい

アイアンでグリーンを狙うときに考えるポイントを例を出してお伝えしました。

自分のショットの精度をよく確認しておいて状況によって狙うポイントを絞るようにすれば失敗しても大叩きしなくなります。

練習やコースでクラブごとのショットの傾向と精度を把握しておきましょう。

 

さて今回は、「コースでの状況別アイアンショット7」打ち下ろし、打ち上げのときのクラブ選択をお伝えします。

打ち下ろしや打ち上げの状況では距離を正しく把握しないとショートしたりオーバーしてしまいます。
どのくらい大きめに打つか、小さく打つかは、高低差の度合いによります。

高低差での距離の把握は、おおよそ1メートルにつき、1ヤードプラスしたりマイナスしたりします。

打ち下ろしの場合

10メートル打ち下ろしていたら、距離表示のマイナス10ヤードの距離を打つクラブを選択します。

このとき高低差だけをみてクラブ選択しがちですが、グリーン周りの状況を必ず確認しましょう。
バンカーや池、OBなどを避けることをしっかりと確認してからクラブ選択してください。
また、ボールの滞空時間が長くなりますので風の影響を受けやすくなります
風向きをしっかり確認して目標を決めましょう。

スイング中、目標が気になると早く目線が変わりミスヒットしやすくなりますので、
インパクト後も目線を低く保つように意識しましょう。

打ち上げの場合

10メートル打ち上げていたら距離表示よりも10ヤードプラスしてクラブ選択します。

打ち上げの場合、どうしても目線が上に向いてしまいますので、ミスヒットしたりショートしやすくなります。

さらにはアッパーに打とうとしてスイングすると左右にブレることがありますので、
目線が早く上がらないように気をつけてスイングしましょう。

長いクラブを選択する場合、弾道の高さが影響してキャリーが出ないことがあります。
この場合は少しティーアップを高めにして打ち出し角度を増やしましょう。

打ち下ろし、打ち上げのまとめ

打ち下ろし、打ち上げの場合は、距離をしっかりと把握して、
正しいクラブ選択をすることが重要となります。

10ヤードの高低差があったら10ヤードプラスマイナスして打つ距離を決めます。
さらにはグリーン周りの状況をしっかり確認して目標を決めて打ちましょう。

目線の高さが変わりやすくなりますので、
意識的に目線を低く保つようにしてスイングすると上手く行きますよ!

 

さて次回は「コースでの状況別アイアンショット8」をお伝えします。

お楽しみに!!