キレキレアイアン講座22
コースでの状況別アイアンショット❽
アイアンを芯で打つと音、打感ともに心地よく、気持ちよくヘッドを振り抜くことができます。
ボールは高く舞い上がり、グリーンをとらえることができるでしょう。
飛距離、方向性ともに安定したアイアンショットが打てるようにスイングを作っていきましょう。
前回のおさらい
打ち下ろし、打ち上げの場合は、距離をしっかりと把握して、正しいクラブ選択をすることが重要となります。
10ヤードの高低差があったら10ヤードプラスマイナスして打つ距離を決めます。
打ち下ろしの場合は、風の影響を受けやすく弾道の高さによって距離が変わってきます。
打ち上げの場合は、目線が高くなり、球をあげようとして、すくい打ちでミスヒットしたりします。
目線を低く保ってスイングすることでミスを減らすことができます。
さらにはグリーン周りの状況をしっかり確認してクラブ選択し、目標をしっかり決めて打ちましょう。
勝負所の1打を成功させるには
今回は「コースでの状況別アイアンショット8」
ここ一番で絶対にグリーンにのせたい時の方法をお伝えします。
勝負所の1打ってありますよね。特に残り100ヤードでフェアウェイど真ん中。
そんな時良く起こるのが力んでダフったり、逆に弛みすぎてトップしたり、またはラインを出そうとしてひっかけたり。
思い当たりますよね。
ではそのようなミスをせずにグリーンを捉えるにはどうしたら良いのでしょうか?
これは簡単です。
スパットを意識してスイングする
ボールの先を見てスイングすれば良いんです。
誤解をしないように説明すると、自分の思ったショットを打つには、正しいインパクトをする必要がありますが、これはアドレス時の前傾姿勢が守られて、ボールから目を離さない、いわゆるヘッドアップをしないことが重要です。
ですが多くのアマチュアはボールを見すぎてしまうことによって、体を止めて手打ちになったり、頭が下がってダフったり、振り抜けなくてショートしたりします。
ただボールを見て打てば良いのではなく、
正しくスイングする中で目線を変えずに振り抜くことが必要になります。
スイングはスリークォーターにし、
ボールの先20〜30cmにスパットを決めて、スイング中はスパットに集中して、ヘッドをスパットに向かって振り抜きます。
インパクト後にスパットを意識して見ましょう。
決してボールを打ちに行かないように、丸く振るスイングでヘッドを振り抜いてください。
スパットに向かってヘッドを放り投げるように振り抜きましょう
これができればグリーンを捉える確率が何倍にもアップします。
日頃から意識して練習しておくと、コースでのショットの時に同じことができますし、
不安や緊張することもなくなりますよ。
まとめ
グリーンを狙う時の多くのミスが、ヘッドアップや手打ちになってトップしたり、ダフったり、引っ掛けたりします。
成功させる方法は、ボールの先を見て振り抜くことです。
ただボールを見て打つだけでは、振り抜けなかったり、手打ちになったりします。
スパットを必ず見つけてそこにヘッドを振り抜くようにしましょう。
残り100ヤードからのミスが多い人はぜひ試してみてくださいね。
さて、今回でキレキレアイアン講座は終了となります。
この講座で少しでも気持ちよくアイアンを打てるようになっていただけたら嬉しいです。