キレキレアイアン講座①
アイアンについてよく知ること
アイアンを芯で打つと音、打感ともに心地よく、気持ちよくヘッドを振り抜くことができます。
ボールは高く舞い上がり、グリーンをとらえることができるでしょう。
飛距離、方向性ともに安定したアイアンショットが打てるようにスイングを作っていきましょう。
第1回目はアイアンについてよく知ることです。
アイアンについてクラブの形状やスイングのイメージを知っておくことで
正しくボールをとらえるコツなどがわかります。
まずはアイアンの形状と特徴です。
アイアンは見た目の通りヘッドが薄く、小さい形になっています。
クラブの長さはクラブセットの中でも短く、そしてウッドに比べてシャフトが地面に対して垂直方向に近くなっています。
(クラブのライ角がアップライトになっていると言います)
このような形から、アイアンは気持ちよくスイングがしやすいクラブと言えます。
ですが気持ちよくスイングしたとしても、実際はなかなかボールを上手くとらえることができませんよね。
これはアイアンが振りやすいからといって簡単では無い、フェースの芯でボールをとらえやすいかというとそうではない、ということになります。
ここが重要なポイントです。
振りやすいからといって手先で振ったり、初めから飛ばそうとビュンビュン振ってしまうと上手くボールをヒットすることができません。
なのでしっかりアイアンのことを理解したうえで正しくスイングすることが必要になります。
アイアンで意識するポイントは、
フェース、ソール、ライ角 です。
一般的にアイアンショットはダウンブローに打ちましょうというのが基本とされています。これは正しいことなのですが、意識しすぎるとスイングに余計な動きを入れなくてはならなかったり、手先の動きに意識が行き過ぎてしまいます。
なのでダウンブローは正しいスイングをした結果としてなることを覚えておきましょう。
フェースを目標に向ける
まずフェースですがこれは常に意識しておくべきところです。
確実にフェースを目標に向けることを常に意識しましょう。
さらに言うとフェースの芯を意識しておくことが大事です。
フェースのどこに当てるかを常に意識してください。
私はフェースの真ん中の下の方、フェースにある溝の下3本を意識しています。
フェースの真ん中を意識している人も多いと思いますが、最近の傾向はアイアンも低重心ですから
真ん中より下でヒットする意識を持つようにした方が良いですね。
ソールを地面につける
次にソールですが、地面にソール全体がピッタリくっついていることをまず意識しましょう。
アドレスでソール全面を地面にピッタリとくつっけます。
この状態でフェースを正しく目標に向けることができます。
これが地面にあるボールを打つのに必要な意識となります。
ソールをしっかり感じ取ってスイングすると
フェースの向きやボールをとらえる位置や高さなど正しいインパクトの形
がイメージできてきます。
ライ角を意識するとフェースを正しく感じることができる
次にライ角です。
ライ角はソールが地面にピッタリと付いたときの地面からのシャフトの角度です。
ライ角を意識することはソールを意識することにつながり、さらにはフェースを意識することにつながりますので
アドレスでは常に意識するようにしてください。
この様にアイアンを構えるときは、
フェース、ソール、ライ角
この3つを最低限意識するようにしましょう。
意識することによってアドレスやスイングも変わりますし、アイアンの正しい振り方もわかるようになります。
細かいポイントは少しずつお伝えしていきますね。
次は
に進みましょう!