キレキレアイアン講座⑥
丸く振るハーフスイング練習3
アイアンを芯で打つと音、打感ともに心地よく、気持ちよくヘッドを振り抜くことができます。
ボールは高く舞い上がり、グリーンをとらえることができるでしょう。
飛距離、方向性ともに安定したアイアンショットが打てるようにスイングを作っていきましょう。
前回のおさらい
クラブを丸く振る練習に体の動きを入れました。
バックスイングでは胸を右に向けるように両肩を左に回転し、ダウンスイングでヘッドを丸く振り抜いたら
胸を左に向けるように両肩を右に回転します。
ポイントはひざや腰を先行して動かさないこと。
バックスイングの時にひざを先行して動かすと右に流れやすくなり、ダウンスイングで腰を先行して回すと
タイミングがずれてクラブを丸く振ることができなくなります。
クラブを丸く振り抜いた後、胸が左(目標)を向けば腰も自然と回りますので、現段階ではクラブヘッドを回すことに集中しましょう。
当てようとする意識が当たらない原因
さて今回は、丸く振るハーフスイング練習3ということで、クラブを丸く振る動きを体に覚えこませる練習です。
クラブを丸く振ることを覚えるのに、連続素振りやクラブを水平に振る素振りをご紹介しました。
これらはボールを意識しないでできる練習ですから動きも滑らかになりやすく、繰り返せば体が覚えていきます。
ですが、いくら体が覚えていても実際に同じ動きでボールを打つとき、必ず当たるかと言うそうでもありません。
ボールが目の前にあると当たらない不安や当てようとする意識が芽生えてクラブを丸く振る意識が薄れてしまいます。
すると余計に当たらなくなり、当たらないとさらに合わせようとしてどんどんズレが出てきます。
いかにして当てようとせず、クラブを振り抜いたら自然に当たってしまうスイングを身に着けるかが正しいスイング作りのポイントになります。
クラブを丸く振り続ける
ではどうすればボールを打つときでもクラブを丸く振ることができるかと言うと慣れです。
当たらなくてもずーっとクラブを丸く振り抜き続けることで最下点が一定になってきます。
最下点が安定してきたら自然と当たるようになります。
これをマスターするのに効果的な練習方法が連続打ちです。
ボールを縦に等間隔で並べてそれを連続で打ちます。スイングは連続素振りと同じです。
ヘッドを連続で丸く振り抜きます。一球目に構えてスイングを始めたら、
最後の一球を打ち抜くまでスイングは止めません。
連続してスイングしながら、ボールを打ち抜くたびに一歩前に出ていきます。
慣れるまでは一歩前に出るのが上手くいきませんが、繰り返していくうちにすぐになれます。
必ずヘッドを意識的に先行させてスイングしましょう。
周りに気をつけて練習しましょう
注意することは、振り抜いたあとヘッドを戻すときにボールにヘッドを当ててしまうことがあります。
後ろに飛ばしてしまうのでとても危険です。
そして、ゴルフ練習場では打席の間隔が狭いので前後の人に十分注意して打たなければなりません。
まずは2~3球で慣れるようにしましょう。
こちらの動画を参考にしてみてください。
↓↓↓
http://hanabit.club/renzokuuti/maga1/
あくまでも正しいスイングを身に着けるための練習ですので、上手く打とうとか、飛ばそうとか意識しないでくださいね。とにかく繰り返し練習あるのみです。
イメージが定着してくると体が覚えるスピードが上がりますので、いろいろ考えず一心不乱に練習することをおススメします(笑)
さて次回は、
「丸く振るハーフスイング練習4」です。
お楽しみに!!